こんにちは。千歳烏山整体院の田邊です。
本日は、「腰のハリから始まり、次第に歩くことも困難になった」という70代のHさんの症例をご紹介します。
退職後に増える“座り時間”や“運動不足”が思わぬ不調を招くこともあります。
当院のDRT整体による根本的なアプローチが、Hさんのような慢性的な腰痛にどのように効果を発揮したのか。
ぜひ最後までお読みください。
Hさんは長年の仕事を定年退職されたあと、ご自宅で静かに過ごす時間が増えました。
当初は「腰が張るなぁ」と軽い違和感を覚える程度でしたが、それが日を追うごとに強くなっていきました。
「朝起きたときに腰が痛くて起き上がるのが大変」
「台所で少し洗い物をするだけで、すぐに腰が痛くなる」
そんな症状が続き、やがて100メートルほど歩くだけで、痛みが収まるのを待つために数分足を止めなければいけなくなりました。
Hさんは当初、湿布を貼ったりしながら、まだ耐えられるだろうと痛みを放っておいていました。
が、症状がひどくなってきたため、なんとかならないかと整体院を探されたようです。
初め見つけたところで、半年にわたってマッサージや電気治療などの施術を受けていました。
ですが……
「一時的には楽になるけれど、すぐに戻ってしまう」
「最初と比べてあまり良くなった気がしない」
通ううちに、こんなことを思うように。だんだん不安が強くなり、次第に気持ちも沈みがちになっていたそうです。
Hさんのお身体は、既に表面的なアプローチでは限界があり、根本原因に対する対処が求められる状態になっていました。
当院でHさんのお身体を拝見すると、背骨のズレ(特に腰椎のねじれ)とそれに伴う強い筋緊張が見られました。
長時間の座位や動かない生活習慣により、背骨が本来の自然なカーブを失い、腰に過剰な負担がかかっていたのです。
その結果、筋肉が常に緊張した状態となり、神経や血流を圧迫。
Hさんのように100メートルほど歩くだけで痛みがでてしまう症状は、間欠性跛行(かんけつせいはこう)とも言われますが、
歩くだけではなく、さらに起き上がる・立つといった動作にまで支障が出ていたのは、背骨のゆがみからくる機能不全が原因でした。
当院では、Hさんの背骨のズレを細かく分析し、負担をかけずに整えるソフトなDRT整体を行いました。
初回から施術後に「軽くなった」ことを感じていただけ、施術を繰り返すごとに起床時の痛みが軽減していきました。
数回の施術を経て、
・台所に10分立っていても痛まない
・朝スムーズに起き上がれる
・100m以上歩いても休まずに済む
といった変化が現れました。Hさんは、今では日常生活では腰は気にならなくなっている状態です。
普段の姿勢や体の使い方に関するアドバイスも取り入れていただき、月に1回の通院と併せて、再発予防にもつながっています。
施術を終えたHさんからは、次のようなお声をいただきました。
「どこに行っても良くならず、もう歳のせいだとあきらめていましたが、こちらで原因をちゃんと説明してもらえて納得できました。」
「今では近所を散歩するのが日課になりました。もう腰を気にせず歩けるのが本当にうれしいです。」
このようなご感想をいただけることは、整体師としても非常に嬉しい瞬間です。
今回のHさんのように、マッサージや電気療法では届かない構造的な問題(背骨のズレなど)が腰痛の原因になっているケースは少なくありません。
年齢のせいにせず、まずは今のお身体の状態を知ることが改善への第一歩です。
「腰の痛みが長引いている」
「立っているだけでつらい」
「歩くのが億劫になってきた」
そんな方は、ぜひ当院へ一度ご相談ください。
あなたのお身体に合った最適なアプローチで、健康な日常を取り戻すお手伝いをいたします。