今回は「変形性股関節症」と診断され、歩行にも杖が必要だった60代女性Oさんが、当院の施術によって手術を回避し、半年後には登山ができるまでに回復された実例をご紹介します。
同じように股関節の痛みや変形性股関節症でお悩みの方にとって、少しでも希望となれば幸いです。
Oさんが初めて当院を訪れたのは、股関節痛が限界に達していた時期でした。整形外科では「このままではいずれ人工関節の手術が必要になる」との診断。股関節に変形が見られ、可動域もかなり制限されており、胡坐(あぐら)もかけない状態。
日常生活でも痛みを抱え、歩行時には杖が手放せず、外出も億劫に。
「何とか手術を避けたい」という強い思いを抱いて、ネット検索で当院を見つけてくださいました。
変形性股関節症は関節の変形そのものよりも、周囲の筋肉や骨盤、姿勢のバランスが崩れていることで痛みを引き起こしているケースが少なくありません。
Oさんの場合も、股関節周囲の筋緊張に加え、骨盤の歪み、さらに長年の姿勢のクセからくる腰椎や膝関節の負担が見られました。
そこで当院では以下の施術方針を立てました。
骨盤・股関節のアライメント調整
股関節周囲の筋膜リリース
姿勢矯正および体幹トレーニングの指導
歩行指導と日常生活動作の改善
施術は週1回ペースからスタートし、ご自宅でできるストレッチや体操も併せてご提案しました。
施術開始から約1ヶ月で、「歩くときの痛みが軽くなってきた」と実感されるようになりました。2ヶ月経つ頃には杖なしでも自宅内は問題なく歩けるように。
3ヶ月後には、あぐらの体勢も取れるようになり、「床に座ってお茶を飲むのが苦じゃなくなりました」と笑顔で話してくださったのがとても印象的でした。
施術開始から半年。
「友人と一緒にハイキングに行ってきました!」と報告を受けたときは、私たちも驚きを隠せませんでした。
標高800mほどの山を登頂し、しかもその後の痛みもなし。「まさかまた山登りができる日が来るなんて」と、感動のお声をいただきました。
Oさんのように、整形外科で「手術しかない」と言われた方でも、正しいアプローチによって症状が大きく改善するケースは少なくありません。
当院では、変形性股関節症の根本的な原因に着目し、痛みを軽減するだけでなく、再発しにくい体づくりをサポートしています。
もしあなたも「このままでは手術しかないかも…」とお悩みであれば、一度ご相談ください。
あなたの体は、きっとまだ変われます。