karte.84 妊娠中の坐骨神経痛が産後も改善しなかったケース

妊婦腰痛

妊娠後期にお尻から太ももにかけて痛くなり、出産が済めば痛みがなくなるよと医師に言われていたのでなんとか我慢して生活していたが出産後も良くなるどころか痛みの範囲がふくらはぎまで広がってきたというOさんのお話です。

 

当院では産後6週以降に施術を受け付けていますが連絡があったのが産後2週でしたので、すぐに施術は出来ないと伝えるとどうしても辛いので無理を承知でお願いしますと言われ困ってしまいましたが、一度状況を診てアドバイスが出来ることがあればお伝えしますよということで来院していただきました。

 

産後すぐは、出産時に広がった骨盤が大きなダメージを受けているので6週までは出来るだけ安静に強い刺激は与えないほうが良いために当院では6週以降としています。

妊娠前からの生活習慣が痛みを引き起こしている可能性も?

反り腰

来院されてお話をうかがってみると、妊娠前から立ち仕事で腰が痛くなることが多く、アパレルの仕事をしていたためハイヒールを履くことが多かったため以前にも整体で腰の反りが強いと言われたことがあったそうです。

ハイヒールを履くと体は、下り坂に立っている状態のように体が前に倒れないように腰を反らして立つようになりやすいです。

 

また、妊娠後期は特にお腹がどんどん大きくなるために重みでお腹が前方に引っ張られていきます。

すると、それ以上前に倒れないように腰を反らしてバランスを取るようになります。

 

腰部の筋肉が緊張しやすくなり、臀部も踏ん張りながら行動するために筋緊張が高まり臀部にできた筋硬結が太ももふくらはぎに痛みを飛ばすトリガーポイントになると坐骨神経痛のような痛みが発生します。

 

出産後お腹の重みがなくなった後も、妊娠中の歪みが残ってしまったり、だっこの姿勢で反り腰になってしまいます。

ダメージを受けたばかりの身体には施術も繊細に行います!

痛みが起こっている原因がわかったら通常は施術をしていくのですが、Oさんは産後2週間であるため強い施術は行えません。

そのため、まずは重心を変えるための簡単な施術とさする程度の軽い刺激の施術をしていきます。

 

施術後に反り腰を改善する体の使い方を指導するとかなり痛みは軽減されました。

その後、6週目を迎えるまでは重心の位置と体の使い方に注意してもらいながら生活し最初にいらした時ほど悪化することなく6週を迎えて改めて来院されました。

 

しっかりと施術と姿勢の改善に取り組んで産後3か月を迎えるころには痛みなく快適に育児が出来るようになりました。

育児休暇を一年過ぎたころ仕事に復帰され、以前と同じアパレルの仕事で以前よりは低いヒールの靴を履いていることもあって腰痛も以前ほどひどくはなっていないようです。

まとめ

妊娠・出産は体のバランス、ホルモンのバランスが大きく変わり人によっては体調が良くなる人もいます。

花粉症が軽くなった、アレルギーがなくなった、などプラスに働く場合もある一方負担が大きくなるのでもちろん体の不調が出る人も多く、妊娠中だとどこに相談していいのかわからないという声も良く聞きます。

当院では、妊娠中でも施術することが出来ます。

産婦人科の医師に整体の施術を受けても大丈夫かを確認して許可が出るようなら一度当院にご連絡ください。

 

当院の産前・産後の施術の目安

妊娠22週から35週

産後6週以降(産後のケアは3年まで可能ですが、出来るだけ早い方が改善も早くなるためお早めの受信をお勧めします。


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