「股関節が痛くて大好きなヨガが楽しくなくなり始めています。」
Rさんが初めて来院されたときにカウンセリングで話してくれた内容です。
当院の使命としては、Rさんが股関節の悩みから解放されてヨガを楽しめるようにしていくことでしょう。
日常的には痛みがあるわけでなく、ヨガをするときに普段しないような姿勢をとると痛みが出てしまいます。
日常的に痛みがあるわけではないのだから、ヨガをやらなければ良いと思いますか?
やりたいことを思いっきり楽しめないとしたら人生の大部分は損をしていると思いませんか?
終末医療を行うホスピスなどで死を目前にした人が言うことに必ずといってあるのが、「やりたいと思ったことを理由をつけて諦めてしまったことを後悔している。」です。
私自身も学生時代に野球部に所属していたものの、故障で一年間リハビリをしていて先が見えなくて諦めてしまい退部の道を選びました。
続けていても確かにレギュラー争いに加われたとは実力的には思いませんが、やらずに諦めたことは後悔するものです。
そんな後悔を来院される患者さんにして欲しくないのが私の開院した想いでもあります。
Rさんがもっともっと楽しんでヨガが出来るようにと心に決めて施術に臨みました。
普段から運動されているRさんですので、痛みの改善はとても早く早期にヨガに復帰することが出来ました。
痛みが一旦抜けた後も、痛めた根本原因がはっきりとわかっていなかったためまた痛みが出ないように用心しながらヨガの動きと施術の内容を探っていきました。
その後痛みがぶり返すことがなかったので安心しました。
「先生、今の仕事辞めてヨガの先生になることにしました。」
メンテナンスの施術中に急に言われびっくりしましたが、ヨガが本当に好きなRさんが大好きなヨガを他の人にその素晴らしさを伝えたいと思うのは当然のようにも感じました。
その後、厳しいヨガインストラクターの講習を受けて毎回あちこちが痛いとメンテナンスを受けに来てくださいました。
Rさんの新しい挑戦に微力ながらお力になれてとても嬉しく感じています。
ヨガには興味を持ちながらも未だに挑戦できていないのでRさんがインストラクターになられたあかつきには是非教えてくださいね。