karte.83 コロナ後遺症によって頭にモヤがかかったように集中できない

2020年3月くらいから本格的に猛威を振るい、何度も繰り返された緊急事態宣言やまん延防止法など、それまでの生活を一遍させたCOVID-19通称新型コロナウィルス。

感染自体も危険なウィルスですが、体内でウィルスが消滅した後にも後遺症として様々な症状で悩まれる方が少なくありません。

今回来院された患者様も新型コロナウィルスの後遺症に悩まれてのご来院でした。

新型コロナウィルス後遺症が以来の先生にお勧めされて来ました!

症状としては、頭にモヤがかかったようで集中できない。頑張って集中しようとしてもすぐに集中力が途切れてしまう。
日中の眠気が強く、頭のモヤと相まって余計に集中できない。

いわゆる「ブレインフォグ(Brain Fog)」の症状と一致しました。

渋谷の新型コロナウィルス後遺症外来を受診すると内科医の先生から「DRTという整体の施術が良いですよ」と聞きDRTの施術を受けられるところがないかと探して来院されました。

DRTとは、Doublehand(ダブルハンド)、Recoil(リコイル)、Technic(テクニック)の略で、簡単に説明すると背骨を揺らしながら調整し正しい神経伝達を促し、人間の持つ自然治癒力を最大限に引き出す施術方法です。

当院でも、2018年からDRTを施術に取り入れ今でも年に2回DRT創設者の上原宏先生から直接技術指導を受けています。

医療業界でも注目されている療法

施術開始から数回で症状が軽快!?

初回はDRTで最も重要視する「3大指標」を確認していくと、特に第二頸椎と僧帽筋に強い反応がありました。
調整後には、半分くらいの反応になっていたため、改善に向けては十分期待が持てました。

4回目の来院から、「日中の眠気が軽減した。」
5回目の施術前には「集中力が保てるようになってきた。」
8回目の施術前には「コロナ前と変わらない状態に戻った。」

三大指標の反応も、4回目の調整前からかなり弱い反応になっていたので、やはり3大指標の反応がその方の身体の状態を判断する一番の材料になることは間違いありません。

3大指標の反応が強い=背骨のズレが強くて神経伝達が上手くいっておらず自然治癒力が、かなり低下してしまっている状態

3大指標の反応が弱い=背骨のズレが無く神経伝達が正常で自然治癒力が十分に働いている状態

 

実は、今回の患者様の来院まで新型コロナウィルス後遺症に当院にいらっしゃる方はゼロでした。

そのため、症例経験がなく少しだけ不安を感じていましたが、人間が本来持っている「自然治癒力」を正しく働ける状態にするのがDRTの役割です。
また、三大指標という身体の評価基準もありましたので、患者様の身体が良くなっているかどうかは、症状よりも正しく測定することが出来たので初めての症状でも十分対応することが出来ました。

新型コロナウィルス後遺症に悩む方へ

新型コロナウィルス後遺症専門外来
渋谷ヒラハタクリニック
https://www.hirahata-clinic.or.jp/covid19/

今回来院された患者様が診断を受けたお医者様です。
セルフケアの方法なども動画で公開されています。

日本DRT協会HP
https://drt-japan.com/instructor/

お近くのDRTを行っている施術院を探してください。

セルフDRT?


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