こんにちは、千歳烏山整体院の田邊です。
今回は、長年の頭痛に悩まされていた30代女性・Kさんのお話をご紹介します。
病院でも異常なしと言われ、薬を飲みながら我慢していた日々。
そんなKさんが、3か月で頭痛をほとんど感じない状態へと改善されたストーリーです。
Kさんはデスクワーク中心のお仕事をされており、一日中パソコンに向かう生活を続けていました。
肩や首のコリは常に感じていて、特に午後の15時以降になると、こめかみや後頭部にズキズキとした痛みが出てしまうとのこと。
天候が悪い日は必ず頭痛が出てしまい、「また今日もか…」と気持ちまで沈んでしまうことも。
病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、朝の段階で頭痛が酷くなる予感があれば薬を飲み続む。
社会人になられてからしばらく、そんな対処をするしかない日々だったそうです。
初回の検査では、首から肩、背中にかけて筋肉が非常に硬く、特に肩甲骨の動きがほとんど出ていませんでした。
また、頭を支える後頭下筋群という首の付け根の筋肉が過度に緊張しており、血流や神経の流れを妨げている状態。
このような状態では、頭部への血流が悪くなり、姿勢の維持や天候の変化など、ちょっとした刺激でも頭痛が起こりやすくなります。
いわゆる「筋緊張型頭痛」と呼ばれる状態です。
施術では、まず背骨と骨盤の歪みを整え、全身のバランスを回復させることから始めました。
そのうえで、首・肩・背中の筋肉を段階的に緩め、特に肩甲骨周囲の可動域を広げることを重点的に行いました。
また、胸郭を開いて深い呼吸ができるように整え、頭部の血流を促進。
さらに、デスクワーク中の姿勢改善法や休憩時のストレッチもお伝えし、日常生活の中でも「コリをためない体」を意識していただきました。
施術を開始して数回で、「頭痛の強さが弱まってきた」とお話されるKさん。
通院から3か月ほど経ったころには、午後の頭痛はほぼ出なくなりました。
天気が悪い日でも「首肩が少し張る程度で、全然問題ない」とのこと。
薬に頼ることもなくなり、仕事中も集中できる時間が増えたそうです。
表情も明るくなり、「頭痛のない生活ってこんなに楽なんですね」と笑顔でお話しくださいました。
慢性的な頭痛は、骨格の歪みや筋肉の緊張、呼吸の浅さなど、日々の積み重ねによって起こります。
検査で異常がなくても、「姿勢」と「筋肉のバランス」を整えることで大きく改善するケースは少なくありません。
「病院で異常なし」と言われても、つらい頭痛に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの頭痛にも、必ず改善方法があります。