O脚による弊害

前回に引き続きO脚についてです。

前回のブログ→karte.49 O脚は日本人に多い!?

当院にいらっしゃるO脚矯正希望の患者様の8割が見た目上の問題でO脚矯正にいらっしゃいます。
ただ、O脚矯正は見た目の改善以外にも、多くのメリットがあります。

O脚の弊害

O脚の画像
・見た目に曲がって見える
・太ももやふくらはぎの外側に筋肉が付きやすくなるので脚が太くなる
・将来的に変形性膝関節症(膝の痛み)や変形性股関節症(股関節の痛み)を引き起こしやすくなる
・反り腰の原因になるので腰痛を引き起こしやすい
・骨盤が歪むので全身に影響が出る
・骨盤底筋群の低下によって生理痛が重くなったり、妊娠時に切迫早産になりやすい

前回のブログに書いたように、O脚=内股ぐせなので、内股になると太ももの外側の筋肉が張り、ふくらはぎも外側に張り出してくるのがわかると思います。

慢性的にそのような体の使い方をしていると太ももとふくらはぎが外側に張り出して太くなっていきます。

 

また、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの骨)の接合部分で内側がぶつかるようになるために軟骨が擦れて変形性膝関節症のリスクが高くなります。

股関節もねじれているために本来の位置とは異なる部分に負荷がかかり変形性股関節症のリスクが高まります。

 

内股になると骨盤が前傾するので腰が反った反り腰の状態になるので、腰痛の原因になったり、反り腰になると胸椎が丸まりやすくなるので頭部が前方移動し首や肩に負担がかかります。

土台が傾くと体を支える背骨全体が歪んでしまうので様々な症状の原因となります。

 

内股になると骨盤底筋群が使われにくくなるため、筋力が低下します。
以下は医学的な証明がされてはいませんが、可能性としては考えられるものです。

筋力が低下すると血流も悪くなるため、生理の際には経血が出にくくなり、経血を排出しようとしてプロスタグランジンというホルモンの働きによって生理痛が重くなります。

また、骨盤底筋群の低下によって赤ちゃんが成長する重さに耐えきれずに切迫早産になる可能性が高まるとも言われています。

 

O脚は日本人にも多い!? にも書いたようにO脚は日本人の女の子に特に多い状態で他国では少ないもの、ということは本来の体の形状としては異常であるといえます。

矯正すれば様々なリスクを回避できるものであるので是非O脚で悩んでいる。または、このブログをみてO脚矯正に挑戦したいという方は是非ご相談下さい。


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