今回も、5月の緊急事態宣言の間は感染してなるものか、仕事も慣れない在宅ワークで適応するために必死にやってこられたのでしょう、6月になってもまだまだ気は抜けず、感染者数が落ち着いて新型コロナウイルス渦での生活にも慣れてきた、ホッと一息というのが7月だったのだと思います。
7月に5名のギックリ腰の新規の患者さん、8月にも6名のギックリ腰、7月にギックリ腰になってから腰痛が中々改善されずに8月になって来院された患者さんが3名、通常の月では、ギックリ腰で来院される方は、1名から2名程ですので、明らかに7月から増えていることがわかります。
ギックリ腰の経験がこれまでになかった方からすると、急に襲われる痛みですし前兆もわかりにくいと思いますので、ふいにゴミを拾おうとかがんだ時や、椅子から立ち上がろうとした時に急に痛みに襲われます。
なんだか最近無理をしているな、疲れがたまっているなと思ったときに事前にお体のメンテナンスをしておけばギックリ腰にならずに済んだのにということもありますので、自分では気が付かない体の限界に対してご自身の体を少し甘やかしてあげる意味でも少し疲れているな程度でも心がけてケアする習慣を身に着けておくと痛くてどうにも動けないようなギックリ腰は回避できますので、「ギックリ腰の一歩手前のメンテナンス」を頭の片隅に覚えておいていただけると幸いです。