
こんにちは、千歳烏山整体院の田邊です。
今回は、突然の左ひじの痛みに悩まされていた50代男性Sさんの改善事例をご紹介します。
Sさんはデスクワーク中心のお仕事をされており、一日の大半をパソコン作業で過ごしていました。
ある日、左ひじの外側に痛みを感じるようになり、マグカップを持ち上げたり、ドアノブを回したりする動作でも痛みが出るようになりました。
病院では「テニス肘ですね」と言われ、湿布や安静を勧められたものの、なかなか改善が見られず当院へ来院されました。

テニス肘という名前からスポーツが原因と思われがちですが、実際にはテニスをしていない方にも多く見られる症状です。
特にデスクワークの方は、長時間のパソコン作業によって腕や手首の筋肉を酷使しています。
しかし、Sさんのお身体を詳しく検査すると、単純に腕だけの問題ではありませんでした。
Sさんは長年のデスクワークの影響もあり、猫背姿勢が強くなっていました。
猫背になると肩甲骨の動きが悪くなり、本来であれば肩や背中で支えるべき動作を腕だけで行うようになります。
その結果、肩から先の筋肉に過剰な負担がかかり続けます。
特に前腕や肘周辺の筋肉は常に緊張した状態となり、日常生活の何気ない動作の積み重ねによって肘の痛みが発生していました。
実際にSさんも、肘だけでなく首や肩のこり、背中の張りも強く見られました。
当院では痛みの出ている肘だけを施術するのではなく、根本的な原因となっている姿勢や身体の使い方に着目しました。
まずは首・肩・肩甲骨周辺の緊張を緩和し、猫背によって制限されていた肩甲骨の動きを改善。
さらに背骨や骨盤のバランスを整えることで、腕に集中していた負担を全身へ分散できる状態を目指しました。
また、ご自宅では簡単な姿勢の意識やセルフケアも継続していただきました。
施術開始から1ヶ月ほどで、日常生活での痛みが少しずつ軽減。
2ヶ月目には仕事中に感じていた違和感も大幅に減り、3ヶ月後にはほとんど痛みを気にすることなく生活できる状態になりました。
現在は再発予防のため、定期的なメンテナンスを続けていただいています。
Sさんからは、
「肘だけが原因だと思っていましたが、姿勢や肩の使い方まで関係しているとは思いませんでした。今では仕事中も楽になり、本当に助かっています」
という嬉しいお言葉をいただきました。
テニス肘や慢性的な肘の痛みは、痛みの出ている場所だけをケアしても改善しないケースがあります。
特にデスクワークによる猫背姿勢や肩甲骨の動きの低下が関係している場合は、身体全体のバランスを見直すことが重要です。
なかなか改善しない肘の痛みでお悩みの方は、一度身体全体の状態を確認してみることをおすすめします。