karte.102 歯が痛いのに異常なし?原因は「顎のこり」だった 食いしばりによる不調が整体で改善した30代女性のケース | 大川カイロプラクティックセンター千歳烏山整体院

karte.102 歯が痛いのに異常なし?原因は「顎のこり」だった 食いしばりによる不調が整体で改善した30代女性のケース

今回は「歯が痛いのに歯科では異常が見つからない」というお悩みを抱えて来院された、30代女性Eさんの症例をご紹介します。
実はこのようなケース、整体の視点で見ると珍しいことではありません。

歯科では異常なし。それでも奥歯が痛む理由

Eさんは奥歯にズーンとした鈍い痛みを感じ、虫歯を疑って歯科医院を受診しました。
しかし、レントゲンや検査では特に異常は見つかりませんでした。
担当の歯科医師からは「顎周囲の筋肉が原因ではないか」と言われ、当院へ来られました。

よく話を伺うと、Eさんは日頃から仕事中の集中時に強く食いしばる癖があり、仕事が終わるころには顎が疲れて食事の気力もなくなることが多かったそうです。
同時に肩こりや首の張り、口の開きにくさといった不調も抱えていました。

歯の痛み

原因は「咬筋」「側頭筋」などの過緊張

初回の検査と施術では、咬筋(こうきん)や側頭筋といった顎周囲の筋肉が著しく緊張しており、これが奥歯付近に関連痛を引き起こしていると判断しました。
また、首や肩の筋肉のコリも強く、顎の不調と密接に関係していました。

そこで当院では、単に顎まわりを緩めるだけでなく、首・肩・頭部の筋膜を含めて広範囲にアプローチ。
胸郭の動きを整えて呼吸を深める施術も行い、全身の緊張をゆるめるように調整しました。

咬筋 歯のトリガーポイント

整体での変化とお客様の声

2回目の施術後には、「歯の痛みがほとんど気にならなくなった」とご報告をいただきました。
その後、施術を重ねることで、肩こりや首のだるさ、口の開けづらさも改善。
「食事が楽しくなった」「朝起きた時の疲れ方が全然違う」と、喜びの声をいただきました。

食いしばり・顎の疲れは整体で改善できます

今回のケースのように、「歯は悪くないのに痛い」と感じる背景には、筋肉の過緊張や姿勢の問題が関係していることがあります。
特に食いしばりは自覚しづらく、放っておくと顎関節症や慢性頭痛の原因にもなりかねません。

千歳烏山整体院では、顎関節・咀嚼筋・首肩周りの筋膜まで丁寧にチェックし、根本からの改善をサポートしています。

「歯の痛みが取れない」「顎がだるい」「食いしばりがつらい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。


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