
80代女性Mさんは、強い足の痺れに悩まれ、まず整形外科を受診されました。
検査では「異常なし」と言われ、湿布を処方されましたが症状は改善せず。
同時に内科での血液検査など、身体の状態を隅々まで検査されていたようでした。
しかし、具体的な原因は不明。
その後も複数の整骨院へ通院されましたが、坐骨神経痛による痺れはその日だけの改善ですぐにぶりかえしてしまい、症状は徐々に慢性化していきました。
発症から約半年が経過したタイミングで、藁をもすがる思いで当院へご来院されました。
初回来院時、Mさんの坐骨神経痛はかなり強く、足の痺れに加えて痛みも伴っていました。
特に夜間の症状が強く、痛みと痺れで眠れない日が続いている状態でした。
歩行や日常生活にも支障が出ており、「このまま良くならないのではないか」という不安を抱えていらっしゃいました。
「私の身体はどうしちゃったのでしょうか?」とおっしゃる姿は今でも印象に残っており、相当大変な状況でのご来院でした。

当院では、坐骨神経痛の原因を「神経そのもの」だけでなく、身体全体のバランスから評価します。
Mさんの場合、症状としては半年前からのようでしたが、お身体の状態を見ると年単位の緊張の蓄積が見られました。
骨盤や背骨の歪み、股関節の可動域低下、長年の姿勢による負担が溜まってしまってなかなか取れづらいという状況でした。
これらが神経や血流に影響し、結果として足の痺れを引き起こしていました。
そのため、患部だけでなく全身のバランスを整える施術を行っていきました。
施術を開始して3回目ほどで、「少し良くなったかも」と変化を実感。
その後、段階的に症状が軽減していき、
12回目の施術時点では、坐骨神経痛による痛み・痺れは約半分程度に改善しました。
さらに20回ほどの施術を経て、日常生活にほとんど支障がない状態にまで回復。
現在は安定した状態を維持されています。