karte.57 毎日頭痛薬が手放せなかったAさんのケース

20代前半に仕事を始めてから時々頭痛が起こるようになり、市販の頭痛薬をたびたび飲むようになった。
30代になって頭痛の頻度が増してきたので病院でMRI検査などを受けて頭痛薬を処方されたのでそれを飲むようになると嘘のように頭痛がなくなった。
40代になり仕事の役職もあがり仕事に励んでいる中で毎日頭痛が起こるようになり、頭痛薬を毎日飲まないと仕事にならないように。
頭痛薬もこれまでは痛みが出たら飲むようにしていたが、最近は一日2錠、痛みが出る前に飲んでいる。
幸い仕事中に痛くなることはないが、休日は頭痛薬を飲んでいても頭痛が出てしまう。
これが、平日にも頭痛が出るようになっては困るので来院されました。

詳しく頭痛が起こるケースや、これまでの頭痛歴の話を詳しく伺っていくと過去にはストレスを強く感じた時に起こっていて、最近はリラックスした状態で頭痛が発生していることがわかりました。

症状の出方からして、頭痛が出始めた20代から40代の最初の頃は緊張性頭痛で、最近は偏頭痛に症状の出方が変わってきています。
仕事中はストレスがかかって起こる緊張型頭痛でこの症状には病院で処方されている頭痛薬が効いているものの休日のリラックスしたときに起こっている偏頭痛にはこの頭痛薬が効いていないと推測できます。

とはいえ、偏頭痛用の頭痛薬を処方してもらって飲めばいいという単純な話ではなく、Aさん本人も薬を飲む量をこれ以上増やしたくないということでしたので、薬に頼らず頭痛を緩和していく方法をとりました。

緊張性頭痛も偏頭痛も血圧や血流のコントロールが上手くいっておらず、自律神経の働きが上手くいっていないことが原因です。
自律神経が乱れる原因として、筋肉の過緊張・背骨の歪みがあります。
カイロプラクティックの施術によって自律神経の働きが整えることが出来、Aさんの症状も1か月ほどで平日に頭痛薬を使わずに生活できるようになりました。

頭痛薬は本来、痛みが強い時に対処療法として痛みを軽減するものであり、常用するものではありません。Aさんも現在月に一回メンテナンスで来院されますが、今でも月に一、二回は頭痛が起こるため頭痛薬を服用することがあるものの、使ってもその日だけで翌日には頭痛を落ち着いているとのことでした。
痛みがあるとそれがストレスになって自律神経の働きを阻害します。
そのため、痛みのストレスを軽減してくれるものとして頭痛薬を利用するようにして、慢性的に頭痛が続くのであればしっかりと専門機関に相談しましょう。