karte.41 肩こりはなぜ揉んではいけないのか

第一三共ヘルスケアの調査で30代40代の男女50,000人にリサーチしたの肩こりを感じたことがある割合は73.5%と大変に高い割合になっており、もっと上の世代を含めるとより多くの人が肩こりに悩んでいると言えます。

肩こりの原因としては、日常の姿勢や習慣、ストレスなどの内部要因と電磁波などの環境要因が挙げられます。
最近は、コンビニの数よりも多いと言われる整骨院、鍼灸院、整体院などの治療院やリラクゼーションやアロママッサージのお店が増えているのも肩こりなどで悩む人が増えているので需要に即した流れなのかもしれません。

肩が凝った時、家庭では夫婦でマッサージをしあったり、おばあちゃんの肩もみを孫がするという家族として美しいコミュニケーションの取り方だと思います。

【しかし、肩こりは揉んでも治らない、または悪化の原因になる】

多くの方が、良かれと思ってやってしまい、またはマッサージなどのサービスを受けることで望まない結果となることを知っていましたか?

まず、肩こりは姿勢や生活習慣、ストレス、環境要因で筋肉が硬直して毛細血管を圧迫して組織に血液が流れなくなることで起こります。
初期段階では、ストレッチや軽いマッサージ、温熱療法が有効ですが、慢性化してくると中々そのような方法では緩和しなくなっていきます。

それだけでなく、ゴリゴリに硬くなった肩こりを揉みほぐそうと強い力でマッサージしたり、ストレッチで伸ばそうとしたりすると固まっているものですので、無理をすれば筋繊維を痛めたり、強い力に反発しようとして筋肉はより硬くなり症状が悪化します。

強いマッサージは、一次的に血流を改善することもあるので一時的に血流が良くなって緩和することもあるのですが、次第にまた血流が悪くなり肩こりが戻ってきます。
すると、以前よりも強いマッサージを受けないと満足できなくなりどんどんと強い刺激を求めるようになり、いずれその増していく刺激に体が耐え切れずにマッサージで怪我をするという事態になってしまいます。

一般的に正しい教育を受けた施術者であればどれだけの強さが適切かわかっているので望まれても必要以上の強さのマッサージは行いません。
しかし、乱立するリラクゼーション施設であると正しい教育を受けずに現場に出ているものもいて、お客さんの望むように力強くマッサージしようとします。
肘や膝を使って全体重をかけて行ったり、木の棒を使って力任せに揉みほぐすということを行っている店もあるようです。

肩こりをしようとした時にまず、家庭で行うのであれば肩を温めたり、軽い有酸素運動で血流を改善することが有効です。
サウナと水風呂で温熱繰り返す温熱療法も効果的です。

当院で受けられるカイロプラクティックは、肩こりの原因となる姿勢や生活習慣、ストレスにアプローチします。
背骨への施術を受けることで姿勢は整い、関節の可動域が改善するので日常の生活習慣が変わります。
施術を受けると脚を組まなくなった、睡眠が深くなったという効果が患者さんによって証明されています。

また、施術を受けることで自律神経のバランスが整いストレスが軽減し、肩こりを始めとした様々な症状が緩和していきます。

とても軽い刺激なので、反発して肩こりが悪化することもありません。
北風と太陽の童話では、強い風によって旅人のマントをはがすことは出来ず、より強くマントを握りしめる結果になったのと反対に太陽は、旅人を暖めることでマントを脱がしました。

肩こりというのも、筋肉が緊張している状態ですので無理やり硬直をほぐすのではなく、気持ちよく筋肉が緩んでいくのを助ける施術が有効です。