karte.34 逆流性食道炎による胃の不調

胃から酸っぱいものが上がってくる
喉がしみるように痛む
喉が使って常に苦い
胃もたれ、吐き気がいつもある

逆流性食道炎の患者さんWさんは、初診時にそのような症状を訴えられました。
胃には噴門という逆流を防ぐ構造がありますが、逆流性食道炎の場合はこの弁の働きが低下する、または胃と食道の間にある下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)という筋肉の低下によるものがあります。

便秘や食生活が原因になることもありますが、今回のWさんは便秘も食生活もカウンセリング時には問題ありませんでした。

病院では薬を処方されて飲んでいるが改善がみられず、病院で言われた生活習慣にも気を付けてるが変化がなく来院されました。

病院の検査で見るのは、胃や食道の構造的に問題が無いかを確認しますが、逆流性食道炎は構造上に問題がなくても機能が低下することで起こります。

今回注目したのは、Wさんの猫背姿勢が強く、座っている際に内臓を圧迫するように座っていた点です。
また、背中を丸めた姿勢は、内臓の働きを司る神経の働きも低下させてしまいます。

内臓の不調を表す検査にも陽性で、施術後にチェックすると陰性になり胃がスッキリした感じがするということで継続的に施術と日常生活の姿勢を心がけていただき3か月ほどで全く症状は気にならないようになりました。

逆流性食道炎は、放置すると食道の潰瘍などを引き起こしひどくなると食道がんの原因にもなりますので早めに改善することが望ましいと考えています。