karte.30 顎関節症で朝起きたら口が開かない

朝起きたら口が開かなくなっていた。

病院、歯医者に行ったが骨や靭帯には問題がない。顎関節症なので自然に良くなるまで痛み止めと筋弛緩剤を飲んで様子を見るようにと言われた。

 

Wさんが初めて来院された時は、口を開けれる範囲がとても狭くなっていました。

 

人差し指から薬指まで3本を縦に並べて入れることが出来るのが正常の可動域ですが、Wさんの場合は1本半しか入らない状態でした。

その状態であれば食事も難しい状態で、痛みで食欲もない様子でした。

 

顎関節症は、ぶつけて関節円板がズレてしまったような場合を除けば筋肉の緊張が原因です。

 

今回のWさんの顎関節症も、元々肩こり首コリがひどい状態で夜間の噛み締めが強く睡眠時にはマウスピースをつけていたほどでした。

 

このような顎関節症の場合は、症状を引き起こしている咬筋、側頭筋などを緩めるだけでなくそれらの筋肉が緊張してしまう原因となる胸部の筋肉、頸部の筋肉も緩めていく必要があります。

 

また、それらの筋肉が緊張してしまう日常の姿勢の癖や歪みを改善することも改善にとても必要です。

 

Wさんの顎関節症の状態は、幸い症状が出て時間がそれほど経過していなかったために初回の施術で開口の可動域に変化があり、4から5回目の施術時点で痛みがなく正常の可動域まで開口できるようになりました。

 

その後は、姿勢や歪みの矯正のために3カ月間計画治療をおこない、元々仕事がハードでストレスが多くそれらのことも原因となっていたために、ストレスを蓄積させないためにも月に1回来院されメンテナンスを行っています。